マニアなら覚えておきたい映画製作・配給会社5選

映画会社の特徴を知れば自分好みの作品が見つけやすくなりますよ。

今回はメジャーなBIG6以外の映画会社をご紹介します。

メトロ・ゴールデン・メイヤー(MGM)

1924年に発足した老舗フィルムメーカー。中心でライオンが吠えるこのロゴマーク、「レオ・ザ・ライオン」に見覚えがある方も多いのでは?

ミュージカル映画最盛期に大ヒットし、アカデミー作品賞を受賞した『ブロードウェイ・メロディー』など、大作主義作品で知られています。TVアニメの『トムとジェリー』でも有名ですね。

1950年代に隆盛を極めましたが、豪華なセット・衣装・スターを多用したMGMの方針は時代にそぐわなくなり、徐々に衰退し、他社に吸収されてしまいます。その後、BIG6のソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント傘下に入るなど変遷を辿り、現在は新進気鋭の注目レーベル、アンナプルナ・ピクチャーズと提携することが発表されています。

今ではとても出来ないような豪華な作風が特徴です。CGではない本物の迫力は凄まじく、見ごたえのある大作ばかりで、後世に残るような作品に多く関わっています。映画最盛期の立役者と言っても良いでしょう。

イチオシ作品

http://Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. TM & © 2000-2018 All Rights Reserved

ハマー・フィルム・プロダクション

クラシックホラーで知られるイギリスの名門ホラーメーカー。『フランケンシュタインの逆襲』、『吸血鬼ドラキュラ』などが有名。また、クリストファー・リーとピーター・カッシングの二大スターを生み出しました。

フランケンシュタインやドラキュラだけではなく、狼男やミイラ、ゴーゴン、ブードゥーなど古典的な怪物を現代風にアレンジしたことや、ストーリーの残酷性やグロテスクな造形がウケて、世界的大ヒットメーカーになりました。

しかし、1970年頃になるとティーン向けの刺激の強いホラーが登場し、クラシックホラーを得意としたハマーフィルムは徐々に下火に。末期ではセクシーさを売りにしたホラーや、カンフーを取り入れるなど、迷走気味になり、1970年代半ばで映画製作を中止してしまいます。

根強いファンが多く、HDリマスターされている作品も数多くあります。個人的には末期の迷走した作品も趣があって好きです。

イチオシ作品

© HAMMER FILMS LTD

ゴールデン・ハーベスト

香港アクションの代表メーカー。設立者の一人であるジミー・ウォングを主演に据えた『片腕ドラゴン』を筆頭に名作アクションを次々と生み出します。さらに、ブルース・リーやジャッキー・チェンをスターに押し上げ、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、チョウ・ユンファを育て上げるなど、香港アクションスターを数多く輩出しています。

イギリス植民地下のショウ・ブラザーズから独立する形で設立されましたが、今では香港映画界を代表する映画会社に成長しました。

映画製作の他に不動産業や海運業など多角化経営しており、現在はオレンジスカイ・ゴールデン・ハーベスト・エンターテインメント・グループという社名になっています。

なによりこれほどのアクションスターを生み出した功績は計り知れません。また、ロゴマークが出る時に流れる特徴的な効果音を覚えている方も多いと思います。

イチオシ作品

Copyright 2017 Orange Sky Golden Harvest Entertainment Co.Ltd. All right reserved. Any unauthorized use of such information is prohibited.

トロマ・エンターテインメント

ロイド・カウフマンが率いるB級映画専門メーカー。毒々モンスターシリーズは日本でも一部のファンの間で熱狂的な人気があり、有名人では関根勤がファンを公言しており、実際に映画出演も果たしています。

非常に低予算で作成されているため、クオリティは決して高くはありませんが、そういった点も含めて世界中で愛されています。また、社会問題や政治的メッセージも含まれており、カルト映画としても人気があります。

Z級映画とも呼ばれるトロマ作品ですが、愛嬌のあるキャラクターが多く、多くの人に愛されているのも頷けます。ほとんどの作品はYou Tubeで無料公開されていますので、興味のある方はぜひ。

イチオシ作品

TROMA ENTERTAINMENT, INC. © 1995 – 2018 SITE DESIGNED BY AMC

アサイラム

こちらもB級映画の制作・配給を得意とするメーカー。1997年に設立された比較的新しい映画会社で、有名作をパロディした作品やモンスターパニック映画を手掛けています。

なぜかアメリカ本国よりも日本で人気のあるメーカーです。日本でのみ劇場公開となる作品もあるほど。

基本的に評価は良くありません。パクリが多く、技術的に優れた点もほぼないからです。あまりに酷似していたため、大手メーカーから名指しで警告されたこともあります。

テレビ東京の午後のロードショーで度々取り上げれるサメ映画は大体このアサイラムが関わっています。レンタルビデオ店で有名作と間違えて借りそうになってしまう作品も大体ここ。日本人にとって意外と身近な映画会社なのです。

イチオシ作品

Copyright 2018 Asylum, All Rights Reserved.

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