グラン・トリノはどんな車? 今でも入手可能? 気になる価格は?

先日、クリント・イーストウッド監督、主演の映画『グラン・トリノ』を久々に見直しました。

とりあえず感想

ネタバレ含みます。ご注意ください。

息子たちからは何となく距離を持って扱われ、人付き合いがお世辞にも上手とは言えない偏屈ジジイ。
そんな彼がまさかのお隣に引っ越してきたアジア人に共感して絆を深めていく。

イーストウッドお得意の徐々に心を開いていく堅物役です。口の悪さと目を細める嫌な顔が魅力的。

復讐の連鎖に打ち克つラストシーンは感動を超えて尊敬の念すら覚えます。偏見で溢れ自己中心的だったウォルトがこんな手段を選ぶとは全く予想がつきませんでした。

まだまだグラン・トリノが似合わないタオが微笑ましいですね。なんとなく幸せなシーンで締めくくる優しさも持ち合わせています。

この作品に受賞歴が無いことにビックリするほど良くできた作品だと思います。差別とか復讐とかアジア人との交流はアカデミーが好みそうなテーマなのに・・・

なにはともあれ定期的に見直したくなる名作です。

作中に登場するグラントリノ

この作品で重要な役割を果たすグラン・トリノ

タオとの最悪な出会い、最高の別れどちらもこのグラントリノが登場します。

あ、言い忘れてましたがグラントリノは車です。

アメリカの老舗メーカー、フォードモーターが1968年から1976年まで製造していたフォード・トリノというシリーズがあります。

このうち72年から76年まで作られていたのが劇中に登場するグラン・トリノという車種です。さらに、細かいことを言えば、1972年式グラン・トリノ・スポーツの2ドアスポーツルーフという車になります。

(ちなみにTVドラマ『スタスキー&ハッチ』や『ビッグリボウスキ』でもグラン・トリノが登場しています。『ワイルド・スピード MAX』においては全く同じ車種!)

こちらが初代フォード・トリノ(1968年)

コワルスキーが乗っていたグラン・トリノとは大分印象が違いますね。

Photo by FoxHole YESSO

グラン・トリノはレアなヴィンテージカー

コワルスキーが乗っていた72年式グラン・トリノは、実は73年にはモデルチェンジしています。

こちらが73年式。安全規制をクリアするためフロントフェイスが大きく変更になっています。

1973 Ford Gran Torino, photographed in Kielce Race Track, Poland

ということは、たった一年しか製造されていないということになります。

これは手に入れるのも大変そうです。コワルスキーがライフルを持ち出して激高するのも理解できます。とても貴重な車なんですね。

現在手に入るのか?

映画の主人公コワルスキーは、フォードの工場で生涯働き続けた生粋のフォードファン。手に入れるのは容易かったでしょう。

現在入手することはそう簡単ではないはず・・・

とりあえず、日本の中古車市場をチェック!

中古車販売サイトを見て回った結果、2件ヒットしました!(過去実績が分からないのであくまで現時点になりますが)

カーセンサーサイトより(https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2556542628/index.html?TRCD=200002

そして、そのうち1件が72年式

値段は応相談ということで判明しませんでしたが、カラーも作中と同じではないでしょうか?

ほか主要オークションサイトを見ても、見つかるのはミニカーぐらいでした。

やっぱり海外サイト

やはり、日本市場ではあまり出回っていないようです。

海外の販売サイトをチェックしてみました。

最も多くのグラン・トリノを取り扱っていたのが、ゲートウエイ クラシック カーズ USAというサイト(当ブログ調べ)

現時点での72年式グラン・トリノは見つかりませんでしたが、見つかった同シリーズをまとめました。

型番台数平均価格
68年式333,000$
70年式433,250$
71年式135,000$
74年式421,500$

シリーズ全体の平均価格は30,678$、日本円にして大体300万円強ぐらいでした。

手の届かない価格ではなさそうです。ヴィンテージカーなのでメンテナンス費用がかかりそうですが・・・

まとめ

ということで、今回は映画『グラン・トリノ』に登場するヴィンテージカーグラン・トリノについて調べてみました。

なかなか手に入らないプレミア品なので、せめてモデルカ―で雰囲気を味わうのはどうでしょう。

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