マーク・ローレンス×ヒュー・グラント 奇跡のロマンティック・コンビがおくる4作品

ロマンティック・コメディ専門監督 マーク・ローレンス

アメリカの映画製作者。監督・脚本・プロデュースまでこなす実力派です。

最新作『Noelle』(日本未公開)に至るまで、そのフィルモグラフィが全てラブコメで埋め尽くされています。最も知られている作品は脚本として参加した『デンジャラス・ビューティー』でしょうか。この時3人の脚本家が協力していましたが、続編の『デンジャラス・ビューティー2』では彼一人だけが抜擢されていることからも、その優秀さがうかがえます。

監督作品は2000年代に入ってからハイペースで製作していますが、最新の2作品は日本公開されておらず、ビデオスルーにもなっていません。最新作なんてアナ・ケンドリック主演なのに・・・次回作に期待したいですね。

ロマンティック・コメディの帝王 ヒュー・グラント

https://news.mynavi.jp/photo/article/20180123-575091/images/001l.jpg

イギリス、ロンドン出身の俳優。若手の頃から還暦を迎える現在に至るまで多数のロマコメに出演。年齢を重ねても女性ファンからのモテっぷりは健在で、その時々に合わせたキャラクターで活躍しています。

名門オックスフォード大学を卒業後、『フォー・ウエディング』でゴールデングローブ賞主演男優賞と英国アカデミー賞主演男優賞を受賞。これが火付け役となり、一躍スターダムにのし上がります。その後代表作『ノッティングヒルの恋人』で大ヒットを飛ばし、ロマンティック・コメディの帝王の地位を確立しました。

素晴らしい俳優さんなので、私生活についてはあまり語らないようにしましょう・・・

最初の出会いは『 トゥー・ウィークス・ノーティス 』

理想家にして、敏腕なる女弁護士、ルーシー。ニューヨーク有数の大富豪にしてハンサムだが、どこか軽薄で頼りない男、ジョージ。ふとしたきっかけから、ルーシーはジョージの元で働くことになるが、こんな二人が上手くいくはずもなく、いつも衝突の連続。ついにキレたルーシーは「2週間後に辞めてやる!」《トゥー・ウィークス・ノーティス》と宣言。しかし皮肉なことに、その時になって初めて、お互いの大切さに気付いてしまうのだった…。 期限付きの関係となった二人は、真実の愛をつかむことができるのか!?相性抜群の二人が絶妙なテンポで繰り広げる豪華で贅沢な王道ラブストーリ-!!

「Oricon」データベースより

初めてのタッグは『トゥー・ウィーク・ノーティス』。

ヒュー・グラント演じるのは軽薄でどこか頼りないイケメン。正しい使い方と言えるでしょう。見慣れた役柄で代り映えせず、そのせいかあまりパッとしない作品でした。

ヒロイン役には勝気な女性が似合うサンドラ・ブロック。マーク監督が脚本として参加した『デンジャラス・ビューティー』は今作の1年前に製作されているので、そのつながりでキャスティングされたのでしょう。

トゥー・ウィークス・ノーティス (字幕版) prime video

5年ぶりの再タッグ 『ラブソングができるまで』

一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた!若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだのだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートに鉢植えの水やりに来ていたソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!

「Oricon」データベースより

『 トゥー・ウィークス・ノーティス 』からはや5年。再タッグを組んだのは『ラブソングができるまで』。彼らの最大のヒット作です。

ヒューグラントはこの間、クリスマスの定番映画『ラブ・アクチュアリー』や、待望の続編となった『ブリジットジョーンズの日記 はちきれそうなわたしの12か月』に出演。相変わらずロマコメ界で大忙し。

マーク監督も『デンジャラス・ビューティー2』の脚本を務めています。

今作のヒロインはドリュー・バリモア。どちらとも共演はありません。同ジャンルの女優なので意外でしたね。

ロマコメというよりラブコメに仕上がっていますが、鑑賞後はちょっと幸せな気持ちにしてくれる素敵な作品です。

ラブソングができるまで (字幕版) prime video

間髪入れずもう一作 『噂のモーガン夫妻』

夫は全米屈指の敏腕弁護士。妻はマンハッタンの不動産女王。週刊誌の表紙を飾ることも珍しくないこの2人は、人もうらやむ完璧な超セレブカップルだった。夫の浮気が発覚するまでは…!冷めきってしまった妻の気持ちを、なんとか取り戻そうと関係の修復に必死な夫。ある夜、そんな2人を思わぬ事態が襲った--殺人事件を目撃してしまったのだ!微妙な関係の中、夫婦は一緒に証人保護プログラムによって姿を消すことになったのだが!?

キネマ旬報社データベースより

『ラブソングができるまで』からたった2年。コンビ3作目は『噂のモーガン夫妻』。

夫婦関係からスタートするのはロマコメではちょっとレア。しかも、ヒュー・グラントの不倫が発覚し離婚寸前。あまり見ないケースです。さらにさらに、追い打ちをかけるようにとんでもない事件がおこってしまうというトリッキーな作品。

ヒロイン(?)にはサラ・ジェシカ・パーカー。尻に敷かれているヒュー・グラントがとってもチャーミング。いくつになってもこんな役を演じられるのが彼の魅力です。

噂のモーガン夫妻 (字幕版) prime video

名コンビ最新作は『Re:LIFE リライフ』

かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。

シネマトゥデイ

今現在の最新作。ついに4度目のタッグです。

今作は『噂のモーガン夫妻』から5年のブランクを経ていますが、基本的な雰囲気は変わっていません。ヒュー・グラントは相変わらず残念なイケメンを演じています。過去の栄光にすがり、妻に愛想をつかされ、田舎町で再起をはかる脚本家の物語。

往年の名俳優J・K・シモンズやオスカー女優マリサ・トメイなどキャスト陣は豪華だったのにも関わらず、興行収入が振るわなかった勿体ない作品です。

Re:LIFE~リライフ~ (字幕版) prime video

今作を最後に彼らコンビの作品は製作されていません。その間そろそろ6年になりつつあり、ここまで間隔が空いたことは過去ありません。名コンビの復活を願うばかりです。

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