『ランボー』にまさかの続編!『ランボー ラスト・ブラッド』公開決定
シルヴェスター・スタローンが主演を務める『ランボー』シリーズに5作目が登場します。
前作のタイトルが『ランボー/最後の戦場』だったので、まさか続編があるとは思いませんでしたが、よく考えたら1作目の原題が『First Blood』なんですよね。スタローンも今年で73歳なので、これが本当の最終作になるのではないかと思います。
なにはともあれ、またジョン・ランボーの勇姿が見れるのは嬉しい限りです。
最新作のタイトルは『ランボー ラスト・ブラッド』

あらすじは以下の通り。
グリーンベレーの一員として戦線に立っていたランボーは、未だにベトナム戦争の悪夢にうなされていました。それでも祖国アメリカに帰り、故郷であるアリゾナの牧場で旧友のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、「家族」として平穏な日々を過ごしていました。しかしメキシコの人身売買カルテルがガブリエラを拉致したことで、日常は崩れ去ります。愛する「娘」を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員した戦闘を開始するのでした。
ciatr [シアター]
今回の舞台はメキシコ。人身売買カルテル相手に暴れまくるみたいですね。
旧友のマリアという方は初登場でしょうか?『最後の戦場』に登場したボランティアの女性かと思ったら違うようです。この女性の孫娘ガブリエラを救出するのが今作の最大の目的となっています。
公式サイトも2/19にオープンし、トレーラーも公開されています。
ランボー過去作をフラッシュバックさせながらのトレーラーでファンとしては期待値が上がりますね。
キャッチコピーは「元グリーンベレーの真骨頂 史上最強の頭脳戦が今、始まる―」とあり、トラップや立ち回りにも注目です。
すでに今作を鑑賞した方の感想はこちら。
復讐とはこうしなきゃ。
ランボーはまた何かを失って行く。でも生きるしかない。
俳優の年齢のせいか、妙に色々心に残る。
Kasha78さんの感想・評価(Filmarks)
復讐に費やすその闘志はトラウマを着火剤にした暴走にも思わせるがそんなのをすっとばしてもう、まごころ。まごころの一言に尽きる。
鍛えるランボーから作るランボーへ。殺しはこころをこめて念入りに。この調子でラストと言わずにこれからもやりすぎて欲しいです。
zottyさんの感想・評価(Filmarks)
移民の母娘と暮らすランボー、静かな老後を望むも、逃れることの出来ない戦場。
メキシコの麻薬カルテル相手に、繰り出される容赦なき制裁。
故郷を舞台に挑む最後の闘いのスケールは小さくも、過去作を遥かに超えるスプラッター描写もあいまり、史上最高にエモーショナルに。
必然性やシリーズの連続感が感じられない、『ランボー 最後の戦場』の蛇足的続編。全米批評家や原作者からの酷評も、期待せずに観れば楽しい一作。
FRANCISさんの感想・評価(Filmarks)
ちょっと厳しい意見もあるようですね・・・
過去4作品をおさらい
最新作と過去作のつながりはあまりないように思われますが、とりあえず過去作を簡単にまとめてみました。
『ランボー』(1982)

あらすじ
アメリカ北西部の小さな町を訪れた元グリーン・ベレーの隊員が、地方警察のいわれの無い仕打ちに絶えかね逆襲に出る。
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記念すべき第1作です。ランボーは最強元軍人というよりは、ベトナム戦争の被害者として描かれています。時代色が強く反映されていて、スタローンがこれまで出演してきた単なるアクションとは一味違っていました。
ランボー/怒りの脱出(1985)

あらすじ
獄中の身であったランボーは特命を受け、いまだにベトナム戦争で行方不明となっている兵士の調査のためカンボジアへ飛ぶ。現地の連絡員と落ち合ったランボーは、ジャングルの奥地でMIA(戦闘時行方不明者)を発見するが、救援部隊の裏切りにあい窮地に立たされる……。
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前作の大ヒットを受けて製作された今作。ランボーは捕虜を救出するためカンボジアに飛びます。実は、ランボーが愛用するコンパウンド・ボウはこの2作目からの登場です。爆発する矢じりを先端に取り付けて、戦闘機を爆破しまくるアクション・シーンが爽快です。
ランボー:ファーストブラッド パートII (怒りの脱出) (字幕版)
ランボー3/怒りのアフガン(1988)

前2作でランボーの唯一人の理解者であったトラウトマン大佐がアフガニスタンでの作戦行動中に捕らえられた。大佐を救うために侵攻するソ連軍と死闘を繰り広げる。
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今作では、ベトナム時代の恩師であり、過去2作品でもランボーを助けてきたトラウトマン大佐をアフガニスタンまで助けに行きます。アクションに振り切っていて、かなり暴力的な仕上がりになっています。数多くの死者を出し、ギネスブックに「最も暴力的な映画」として認定されました。
ランボー 最後の戦場

軍事政権下のミャンマーで、ある闇の存在が明らかになる。アメリカ政府は、各国の精鋭傭兵部隊を組織し、事態の鎮圧に乗り出した。最新装備を誇る隊員たちの中、1人手製のナイフと弓矢を武器に、孤独な戦いを繰り広げるジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)。残忍な殺りくを繰り返す敵を前に、ランボーの最後の戦いが始まった……。
シネマトゥデイ
前作から20年ぶりで復活したランボーです。ミャンマー軍による残虐行為ががなかなかハードな描写です。今作についてスタローンは「ランボーシリーズ中で最も残忍な映像になった」と語っています。
『ランボー ラスト・ブラッド』は6月12日公開
上映館は発表されていませんが、ビッグタイトルなのでお近くのシネコンでも上映されると思われます。