ブルース・リーが『死亡遊戯』で着用したスニーカーは日本製オニツカタイガーだった

ブルース・リーの遺作『死亡遊戯』とは

あらすじ

ドクター・ランド(ディーン・ジャガー)率いる巨大国際シンジケート組織は有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし暴利をあげていた。

ドクター・ランドは、世界的なアクション映画スター、ビリー・ロー(ブルース・リー)と、彼の恋人であり歌手でもあるアン・モリス(コリーン・キャンプ)に終身契約を迫る。ビリーは『ドラゴンへの道』撮影中に天井から照明が落下してくるなどの脅しを受けるが、かたくなに契約を拒否する。

ついにしびれを切らしたランドはビリーを暗殺するように命じ、『ドラゴン怒りの鉄拳』のラストシーンの撮影中にビリーは顔を撃たれる。

ビリーの葬儀が盛大にとりおこなわれたが、実はビリーは一命を取りとめ自分を死んだことにしていたのだ。

アンの安否を気づかいながら、ランドへの復讐を決意するビリー。ビリーと国際シンジケートの戦いがはじまったのである。

Wikipedia

この映画はブルース・リーの遺作として日本でも大ヒットした作品です。

当時、『ドラゴンへの道』などでスター絶頂期だった彼の急逝は世界中に大きなショックを与えました。死因に関しては陰謀論含め諸説ありますが、Wikipediaをみると常用していた頭痛薬の副作用による脳浮腫という説が有力なようですね。

ブルース・リーが亡くなってしまった後、ジャッキー映画のレギュラーであるユン・ピョウやユン・ワーが代役を務め、過去映像を拝借し、ツギハギ作品ながらもなんとか完成にこぎつけました。そもそも、なぜクライマックスシーンを最初に撮ってしまったのだろうという疑問がありますが、結果的にこの作品が出来上がっているので良しとしましょう。

死亡遊戯 (字幕版) prime video

この作品にまつわるゴタゴタは2000年に製作された『Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯』を見るとよくわかります。

こちらは『死亡遊戯』で使用されなかったシーンを紹介しながら、関係者のインタビューも聞くことが出来る映画です。セミドキュメンタリーというあまり見たことない形式で、興味深い作品になっています。

Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯2003 スペシャル・エディション [DVD]

全身イエローで統一されたコーディネート

ブルース・リー映画はもとより当時の香港映画では、黒いパンツ(功夫着?)に上半身ハダカというスタイルが一般的でした。

ところが『死亡遊戯』では、ブルース・リーが目の覚めるようなイエローのジャージで登場します。このコーディネートのインパクトは凄まじく、今ではすっかりブルース・リーのアイコンとして定着しています。

世界中の映画に造詣が深いクエンティン・タランティーノ監督は、2003年の監督作「キル・ビル」で、この黄色いジャージをそのまま採用しています。

ユア・サーマン演じるザ・ブライドは、復讐シーンで黒のラインが入った黄色いジャージで登場します。ヌンチャクは持っていませんでしたが、明らかにブルース・リーへのオマージュです。

この作品は『死亡遊戯』だけでなく、日本映画へのオマージュもたくさん詰め込まれていて、タランティーノの日本愛も感じられる映画です。

キル・ビル Vol.1 [DVD]

黄色い靴はオニツカタイガーだった?

黄色いジャージとヌンチャクにばかり目が行きますが、実は靴まで黄色で統一されています

よく注目していないと見逃してしまいますが、ハイキックの時に分かりやすいかも。カンフー映画でスニーカーを履いているなんて、今までに例がなく先進的です。

『キル・ビル』でもしっかり踏襲。むしろジャージよりも再限度が高いのでは?

印象に残るこのスニーカー、実は日本製だったんです。

デザイン的にビビッときた方もいると思いますが、これアシックスなんですよね。正確には、その前身であるオニツカタイガーです。さらに、ジャージもオニツカタイガーによる特注トラックスーツ。

『キル・ビル』に登場したのも、もちろん同社製です。

もともと海外とくにヨーロッパで人気が出て、逆輸入される形で日本でもブームになった同社ですが、この頃からアジア圏でも人気があったんですね。

Bruce Lee コラボレーションモデルが発売されていた

2015年にブルース・リーの生誕75周年を記念して、「Onitsuka Tiger X BAIT X Bruce Leeのコラボレーションモデル」が発売されています。

こちらは、当時のスニーカーを復刻した訳ではなく、トラックスーツをイメージして製作されているものです。75周年記念ロゴがタグやインソールに印刷され、ヒールにはキャラクターネームが描かれています。ファンならぜひ手に入れたい一品ですね。

こちらは公式ストア限定で販売されており、残念ながら現在は取り扱いされていません。ちなみに、ヤフオクなどのオークションサイトでは2万円前後で落札されていました。

再販求む!

S.H.フィギュアーツ ブルース・リー(Yellow Track Suit) 約140mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。